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LIGHT DESIGN

 

光そのものをデザインする。。。

光はすべての生命の源であり、光がなければ、私たちの肉体は存在しえない。

同時に、心の糧となり、私たちを豊かにする。

人の物理的存在(肉体)も精神的存在も光の影響を多く受けている。

光を利用した治療も古代から行われてきた。先駆者は神話の世界にまで遡るが、現代では、「光療法」として、睡眠障害や季節性情動障害、うつ病の治療に高照度光照射療法(照明を利用して体内リズムを調整する治療法)が医療機関で行われている。また、健常者が光療法を利用して、精神的なストレスを和らげ、活力を得ることが臨床的に研究されている。

心の治療をするカウンセリング・ルームでは、光の扱い方にも細心の注意が必要である。

健常者が心地よいと感じる太陽光にあふれた部屋が、クライアントにとっては、必ずしもプラスに働くとは限らないので、ブラインドや照明のコントローラーで調節する。

 

太陽光:

セッションルームは、日光の直接照射を避け、北向きに配置され、北側の開口部と西側のハイサイドライトからの柔らかい光で満たされている。

治療に不可欠なスタッフの健康状態を良好に保つため、2階のスタッフルームやセミナールームは、開口部を多くして、日光の恩恵を受けられるように配慮する。

 

照明計画:

カウンセリングルームを訪れるクライアントの心身の状態の幅は大きいので、セッションルーム内部の照明は、照度や輝度、色温度などを調節できるようにコントローラーをつけて、臨床心理士がフレキシブルに対応できるようにする。

プロジェクトの要である「光のパッサージュ」には、ハイサイドライトからの太陽光が弱いときのために、色温度可変の白色LEDがライン状に光源を隠して設置されている。

蛍光灯*の使用はできるだけ避け、白熱ランプ、ハロゲンランプを使用する。

色温度

待合室

 ソファー

セッションルーム

 ソファー&フロアランプ

院長室

 リクライニングチェア

レセプション

待合室

カウンター

ショップ

化粧室など

セッションルーム

 デスク

院長室

 デスク

* 蛍光灯やLEDがストレスの基準値を上げるなど、人体に与える影響が研究されている。

cf.

1982年、ロンドン熱帯医学衛生研究所(London School of Hygiene and Tropical Medicine)が実施した調査では、蛍光灯照明のオフィスではガンの発生率が高いことが報告されてる。

元NASAの物理学者でBarbara Brennan School of Healing  の創設者であるバーバラ・アン・ブレナン女史もヒューマン・エネルギーフィールド(エネルギーボディ)を傷める蛍光灯は、セルフケアのために取り外すよう説いている。